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内容説明
はじめてコンパクトな1冊にまとめられた浮世絵の全歴史。掲載作品266、全点オールカラー。浮世絵版画の諸形式・錦絵の色摺順序・浮世絵史年表・絵師生没年表・絵師の系譜・略伝付索引など、図版・関連資料充実。浮世絵の学習・鑑賞に最適・必携の浮世絵史入門書。
目次
江戸庶民の絵画―浮世絵
浮世絵誕生の前史―近世初期風俗画と寛文美人図
浮世絵の誕生
錦絵の開花
浮世絵の黄金期(美人画と役者絵の大成;寛政画壇の人気絵師)
浮世絵の爛熟(奇想と幻想;風景画・花鳥画の新境地)
浮世絵の残光
現代の浮世絵をめざして―創作版画と新版画の運動
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- 評価
芸術に厭きはない本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトル
1
本のカバーに書いてあった「はじめてコンパクトな1冊にまとめられた浮世絵の全歴史、掲載作品266...浮世絵の学習・鑑賞に最適・必携の浮世絵入門書」という解説見出し、読み終えてまさしく納得のガイドブックだった。これまで断片的でおぼろげだった浮世絵の世界、もやが取り払われ全体像が自分なりにも見通せるようになった気がする。総勢8人の執筆者を取りまとめた小林忠の監修のなせる技だろうか。浮世絵の誕生から黄金期や爛熟期を通り抜け残光と終焉まで、あまたの浮世絵作家たちが繰り広げた200余年の変遷を興味深く通読できた。2023/07/12
なかち
1
江戸に入り「憂世」から「浮世」へ。原生利益の風潮。都市を描いた洛中洛外図。政府お抱えの狩野派。人生の悲喜劇を描いた浮世草子。画家は黄表紙の挿絵で下積み。引目鉤鼻が美人。役者絵、大首絵。舞台の楽屋を描いた絵も。遊里の絵が多い。写楽は能役者、大首絵の後に試行錯誤しすぐ引退 。素人絵が流行→歌舞伎堂艶鏡。遊女や茶屋の女など、人気の女が絵に。遠近法はオランダ経由。風景画、旅行案内本が流行。広重の魅力は雨、雪、夜景。徳川倒れて浮世絵終わる。開国後はジャーナリズム寄り。外国人が学びにやってくる。再評価は繰り返される。2011/07/12
achamo.orange
0
いつもそばに置いておきたい
hakofugu
0
買★★★★☆3.52024/06/25
やんぬ
0
豊富な掲載作品のもと、浮世絵の長い歴史を体系的に学ぶことができた。2022/01/07