内容説明
より深く、より広く。年表・用語解説・図解で、西洋と日本の美術の歴史を肉付け!美術検定公式テキストの第2弾。
目次
振り返る西洋美術史
踏み込む西洋美術史
振り返る日本美術史
踏み込む日本美術史
つなぐ美術史
ひろがる美術
もっとわかる美術
1 ~ 1件/全1件
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飛行機群馬。本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
24
全国通訳案内士日本歴史で出そうな写真、知識が入っている空海・橘逸勢・嵯峨天皇の三筆(83頁)、小野道風・藤原佐理・藤原行成の三蹟(85頁)とか。侘び茶は「零落する」「失望する」の「わぶ」に由来するが、中世の隠者による草庵文学の中で積極的に評価され、不完全や質素、粗略に美観を見出す侘び茶へと洗練されたという(96頁左段)。 題材を古典文学や故事に取りながら、時代を超越し当世風に表現する手法を「見立て」という(98頁左段)。 2019/08/13
U
23
本の厚さは薄めだが、内容は濃い。普通に読むより、年表や字引的な感じで、傍らに置いて使うとよさそう。また、アート系の学術書を読むとき、一緒に読んで深めるのもいいなと思う。ヨーロッパがギリシア美術を理想的な美とするのは、今も昔も変わらないということ。現在出版されている国内美術雑誌の中で、一番古い歴史をもつのは『國華』だが、日本最初の美術雑誌である『臥遊席珍』を読んでみたいと思った。2018/06/03
Francis
10
美術検定前に途中まで読み、無事2,2級合格。そして今日残りを読了。最後の辺りの現代の美術館や展覧会、アート界の傾向はとても参考になった。1級受験時にもう一度読むか。2023/01/29
nocturne2015
6
『13歳からのアート思考』を読んでからの方が、現代美術は分かりよかっただろうか。2023/12/03
大臣ぐサン
1
美術鑑賞のおともに。2021/05/22