内容説明
2027年、東京・名古屋間を40分で結ぶリニア新幹線が開業する。沿線圏域7000万人に上る巨大な広域都市圏「スーパー・メガリージョン」誕生への第一歩だ。今世紀の日本の活力の要となる国土計画のエッセンスとその中心となる名古屋の驚くべき潜在力と課題とは?そして、今後の都市のあり方と再生の道筋とは?
目次
第1章 誕生!まだ誰も見たことのない世界最大級の広域都市圏(世界最大級の広域都市圏スーパー・メガリージョン;地方都市を再生する)
第2章 リニアで変わる日本・名古屋(「人流革命」がリニア最大の目的;「人流革命」に必要なこと;リニアは日本の何を変えるのか;リニアは名古屋の何を変えるのか;名古屋に求められる2つの役割)
第3章 名古屋人も知らない秘められた国際競争力(日本を支える潜在的経済力;世界に誇れる名古屋の潜在的文化資源)
第4章 今、再び、名古屋が日本の歴史を変える(リニア時代の都市戦略;「シームレス」な社会基盤を整備する;文化と歴史をアピールする「ブランディング」;民間の力を生かす「リノベーション」;「イノベーション」でたゆまぬ価値創造を)
著者等紹介
奥野信宏[オクノノブヒロ]
昭和20年生。名古屋都市センター長。公共経済学専攻、経済学博士。京大院修士課程修了後、名古屋大学経済学部教授・学部長、同大副総長、中京大学総合政策学部長・学校法人梅村学園理事・学術顧問等を経て現職。国土審議会会長・計画推進部会長、内閣官房ナショナルレジリエンス懇談会委員等
黒田昌義[クロダマサヨシ]
昭和41年生。名古屋市出身。平成3年一橋大学経済学部卒業。建設省に入省。OECD(経済協力開発機構)都市政策課(パリ)、奈良県都市計画課長、国土交通省都市・地域整備局まちづくり推進課まちづくり企画調整官、住宅局総務課企画官、道路局総務課高速道路経営管理室長などを経て、現在は名古屋市住宅都市局長。一橋大学国際・公共政策大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
えすてい
晩鳥
4047
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