内容説明
1980年代以降の美術表現を広く分析しアートの新しい局面を活写した画期的著作!
目次
セス・プライスとコンセプチュアル・アートの現在
リアム・ギリックと『関係性の美学』
イザゲンツケンの「鏡」
ガブリエル・オロスコとメキシコ性
スタン・ダグラスとナラトロジー
リチャード・プリンス(アプロプリエーションと収集)
シンディ・シャーマンの「リアル」
ティノ・セーガルと1960年代回帰
マイク・ケリー:学校とサイエンス・フィクション
塩田千春との往復書簡
キュレーティング・セオリーの現在
著者等紹介
大森俊克[オオモリトシカツ]
美術批評、近代および現代美術史。1975年生まれ。ベルリンフンボルト大学第二人文学部、ベルリン自由大学歴史文化学部(美術史学科)修了(修士)。東京芸術大学美術研究科博士後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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その他
4
欧米で活動する80年代以降の現代美術作家を各章でピックアップしながら展開していく評論。日本国内ではあまり展覧会の機会がなく、意識が向いていなかった作家らのセレクトが多く、勉強不足を感じさせられる。けれどもどの作家の話でも紐付けと展開が明確で整理されているのでとても読みやすい良い本だった。最後の章でのキュレーションについての話が特に印象的。2025/11/23
yu-onore
1
ギリック論は重要だしマイクロポップ刷新に関わりそう。サンティアゴ・シエラ的な、敵対性で鑑賞者を撹乱する作品は、関係の構造を重視するブリオー的なものとの親和性があったりするし、ブリオーが強調する装置には闘争的なものが大きいと。シャーマンの作品は、写真がさまざまな社会的階層の人人によって全く別の解釈をなされるシミュラクルとしてあるという側面を強調するようなものでそれゆえに批評家の言説は一つの意見でしかなくなるのではないか、というクラウスの指摘は面白い。シャーマンがめっちゃインスタやってることの必然性というか。2021/04/02
misman
0
ティノ•セガールの章が勉強になった。2015/08/29
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