内容説明
数十億、時には百数十億円の美術品が飛び交うアート界。その最前線を50年にわたって生き抜いてきた、伝説のアートディーラーが赤裸々に語る。世界有数の大富豪との交友、並みいる有名アーティストたちの素顔…。色とりどりのエピソードを交えながら、「金」「力」「美」の、3つの側面からアートの価値をひもとく。
目次
第1章 タレイア―アートの商業的価値(アートの価値を決めるのは何か?;何がアートの価値の差を決めるのか? ほか)
第2章 エウフロシュネ―アートの社会的価値(最初の出会い;家族、遺産、個人美術館 ほか)
第3章 アグライア―アートの本質的価値(アートの意味についてのセオリー;一目惚れ(そして二目惚れ) ほか)
第4章 マーレイの亡霊―過去、現在、そして未来(「昔は良かった」;アートと、その言語が及ぼす影響 ほか)
著者等紹介
フィンドレー,マイケル[フィンドレー,マイケル] [Findlay,Michael]
1945年スコットランド生まれ。1964年より、ニューヨークでアートディーラーとしての活動を開始。ヨーゼフ・ボイスやショーン・スカリーなどの作家をアメリカで初めて紹介した他、ジョン・バルデッサリ、スティーヴン・ミューラー、ビリー・サリヴァンなどのニューヨーク初個展を手がけた。1984年にクリスティーズに入社、1992年まで同社の印象派・近代絵画部門長、2000年まで取締役兼美術部門インターナショナル・ディレクターを歴任。現在アクアベラ・ギャラリーのディレクターを務める
バンタ千枝[バンタチエ]
1969年生まれ。聖心女子専門学校英語科卒。マンハッタンビルカレッジ(ニューヨーク州)人文学科学士課程修了(美術史専攻)。1999年クリスティーズ入社。東京とニューヨークで勤務し、一貫して印象派絵画や版画などの西洋絵画を担当
長瀬まみ[ナガセマミ]
1961年生まれ。津田塾大学英文学科卒。マーケットリサーチ会社に勤務後、1989年クリスティーズ入社。以来、東京でクライアントサービスから広報、マーケティングの仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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