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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うなぎ
13
図書館にて。ゴーギャンをリスペクトした集団ナビ派の中で、室内でくつろぐ大切な家族や友達の何気ない日常を描き、アンティミスト(室内派)と言われたヴュイヤールの画集。なんて綺麗な優しい色使いなんだろう。ベージュ、焦げ茶、金色、黒、茶色がかった緋色に、挿し込まれる光の白。春と秋の気持ちいい季節の木漏れ日のように、どの絵もきらきら控えめな光を放って、見るだけで懐かしい気持ちになって涙が出そうな優しい絵ばかり。三菱一号館美術館のフィリップスコレクションで知った画家だったが、大好きになりそうだ。2019/01/20