内容説明
TAKEO PAPER SHOW 50。純白の紙は、晴れやかな祝いの感情をゆさぶり、その折り目正しい風情は、浄化と禊の情緒へと人を導く。「祝」と「礼」、この二つを並べてみるとわかることがある。二つは近しい関係にあると錯覚しがちであるが、むしろ対極に位置している。爆発する歓喜すなわち「祝」を「礼」が包み込み、制御・鎮圧している。礼がまさっている時は、内に圧を抱きつつ品位を保ち、祝がまさると歓喜が弾けとぶ。そのせめぎ合いを通して、人々は大事な瞬間を扱ってきたのではないか。紙はそのような「祝」と「礼」へと人々を導く媒質なのである。
目次
祝と礼(原研哉)
クリエイション―CREATION(結びの輪郭(岡崎龍之祐)
祝いの飾り(寺山紀彦)
人―文明(鎌村和貴+nomena) ほか)
加工―ENHANCEMENTS(抜き加工|抜きと印刷の精密な重なり;レーザー彫刻|画像の濃淡と合紙の色彩;レーザー切削|コンマミリ単位で削り出される円 ほか)
繊維と循環―FIBERS AND CYCLES(紙の循環;エネルギーの流れとCO2の循環;バージンパルプ;古紙パルプ)
FIXTURE DESIGN 紙でできた展示台



