出版社内容情報
草間彌生の故郷である松本市美術館で開催される「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」図録を書籍化。松本市美術館(長野県)で開催の「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」展覧会図録を書籍化!
【見どころ】
1. 草間彌生の世界初出品作、最新作を掲載
2. 撮り下ろしの展示風景写真、満載
3. 草間彌生の力強いメッセージ+巻頭グラビア
4. 分かりやすくビジュアルで魅せる章解説とメインテキスト
5. 国内外のパブリック・アートを巡礼できる地図
6. 草間彌生のアーティスト・トーク抄録
7. 見やすいサムネイル付作品リスト
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「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」展覧会概要
(開催期間:2018年3月3日?7月22日、開催場所:松本市美術館)
時代の先端を切り拓く多彩な芸術活動で
世界の美術界をリードし続けている草間彌生。
過去3度にわたって「草間彌生展」を開催した松本市美術館が手がけたこの展覧会。
草間が2009 年から取り組み、すでに制作枚数が550 枚を超えた絵画シリーズ「わが永遠の魂」をはじめ、初期から近作までの絵画、立体、インスタレーションなどを網羅し、世界初公開・日本初公開となる作品を含む約180点をご紹介します。
松本市美術館[マツモトシビジュツカン]
編集
美術出版社[ビジュツシュッパンシャ]
編集
内容説明
展覧会「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」の公式図録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
103
「『何を描いているんですか?』と聞かれると『私の手に聞いてちょうだい』って答えるんです」。ああ、そうだった。この人は描かずにはいられない人なんだ。見せられる過去、未来、幻覚・・・。すべてが絵の力になる。自身の裸も、物議を醸した男根モチーフも、頭の中まで侵攻してくる水玉のパレードも。分厚い本の其処彼処から放たれる草間彌生の強く挑む眼差し。スピリットに圧倒される。2018/06/24
遠い日
14
この人は神がかっているなぁといつも感じる。作品から感じるのは、熱とパワー。非常な圧を感じるのだ。なんだかわからないが、じいっと見ずにはいられないのだ。この人が描くと、かわいいはずの水玉さえ意思あるカタチに見えるのだ。2018/10/18