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内容説明
古来霊峰として人々に仰がれ、名勝として旅人に親しまれ、芸術家にインスピレーションを与えてきた日本人の心のふるさと、富士。「聖徳太子絵伝」から横山大観まで、厳選された富士の名画を一挙紹介。無数と言ってよい絵画作品のなかから、代表的な画家百人の名作一点ずつを選んだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
21
富士山の世界遺産登録を後押ししようと2013年に企画された画集だそうで、図書館のおススメコーナーで目にとまったので借りて来たが、これがなかなか良かった。古今東西、日本人に限らず外国人でも日本の象徴ともいえる「Mt.Fuji」を仰ぎ見れば、その美しさに強く感銘を受けるようで、千年前の最古の絵から20世紀までに描かれた、選りすぐりの100の富士山にお目にかかれます。雪舟をはじめ、狩野派の面々や光琳、宗達、蕪村や応挙、文晁、北斎や広重といった錚々たるメンバーに加え、明治以降では黒田清隆や富岡鉄斎、版画家の⇒2022/05/16
G-dark
6
画家が百人いれば百通りのすがたの富士山が描かれるんですね。富士山はこの世にたった一つしかないのに、ある時は優しく、ある時は恐ろしく、ある時は寂しげに…、まるで違う山であるかのようにその表情を変えます。この本はこれらの絵それぞれに対する日本語での解説文のそばに英語での解説文も添えられているため、外国の方へのプレゼントや、富士山の魅力を英語で説明したい時にも役立ちます。勿論、ただただページを捲っては、そこに描かれた富士山の美しさにうっとりすることも出来ます。嗚呼、なんて贅沢。日本人に生まれて良かった。2017/02/26
月と星
5
★★★世界遺産登録もあり、タイムリーな富士山です。現存最古の絵から、曼荼羅、屏風、北斎、水墨画、油絵まで、富士山への愛情がひしひしと感じられる作品ばかり。好みは酒井抱一(色が素敵)、下村観山(何となくプリン食べたくなる)、小林古径(シンプル)、横山大観(ヨッ、巨匠)でした。2013/06/18
Y
0
★★★★☆2023/11/19
あさひ
0
富士山の描き方といっても色々ある。気になった構図・色彩は写真メモ済み。2018/11/24
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