内容説明
初期作品から最新作まで、ニキ美術館のコレクションを一挙公開。
目次
作品
テキスト
ドキュメント
ニキ・ミュージアム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐり
76
国立新美術館の企画展で始まっている「ニキ・ド・サンファル展」を観る前の予習本。「テロリストになる代わりにアーティストになった」ニキの「射撃」から始まる芸術へのエントランスは、家庭、学校、教会、社会へのジェンダー(性差)を踏まえての至近距離からの告発だったという。大地母神ナナ、強烈な個性を持つ色としての「ブラック」、ガウディの公園に触発された理想宮殿(The Cathedrals)。どれも、アーティストの足跡をたどるのに強烈な印象を遺してくれる。さあ、実物を観に行くことにしよう!2015/10/11
Mari
15
昔、千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館でニキandティンゲリーの展覧会があって、[ナナ]に代表される彩色彫刻の曲線、色づかいと質感がとても好きになりました。その後偶然、東京都多摩市の多摩センター駅近くの通路(ベネッセ本社前)に設置されているのを見かけ、ウキウキ。[ナナ]シリーズはもちろん、[恋する鳥][蛇の樹]も素敵です。残念ながら那須にあったニキ美術館は2011年に閉館となってしまったようですが、イタリア トスカーナにある[タロット・ガーデン]は写真で見てもワクワクする。機会があれば是非見たい!2023/09/12
tom
12
サンファルのコレクター氏(なんと美術館まで作ってしまった人)の本を図書館で見つけて借りてきた(この本を読むのは大変だった。若干の時間撫で回してから放置済み)。ついでに、サンファル関係の本を何冊か、図書館に注文。この本は、その中の一冊。なかなか激しい造形物ばかり。初期、中期のものは気持ちが悪い。そこから「ナナ」シリーズに向かうのだけど、ここで現れるエネルギーは、なかなかのもの。実物見たら、圧倒されるかもしれない。今、東京で展覧会をやってるらしいけれど、どうしよう。行ってみようかな。2015/10/29
量甘
7
ニキ・ド・サンファルの作品集。ニキ・ド・サンファルに関する本は「ニキとヨーコ」の2冊目。ニキの作品と運命的な出会いをした増田静絵さんのことや作品制作の背景を知ることができたが、実際の作品はまだ観ていない。実物の作品を観たらどのような印象を受けるのだろう。2015/12/03
あき
2
エネルギーの塊のような女性。こうなりたい
-
- 和書
- 日光道中の人馬継立負担