出版社内容情報
地球上の800万種類をこえる生物種のうち、100万種類が絶滅する危険があると考えられています。現在の絶滅率は、かつての100倍もの速さに加速しています。そして、残念なことにそのおもな原因が人間の活動によるものだといわれています。
大量絶滅ってなに? その原因は? どんな影響が考えられるの?――この本ではそれぞれの問いをあきらかにし、人類がこの地球に生まれてからこれまでの活動が、最近の動物や植物の絶滅の危機にどのようにつながってきたかを考えます。また、この危機をおくらせる、あるいは停止させるための情報や方法も見ていきます。そして、わたしたちがもっと地球にやさしいくらしができるように、自然をもう一度よみがえらせるために何ができるのか、さまざまな案も提案しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
74
絵本を通して、動植物の絶滅危惧種、海洋ごみ問題、エコツーリズムを知ることができた絵本。大人向けの絵本で、結構詳しく書いてありました。まずは現状を知り、エコツーズムやボランティアで体験して、そして保全活動や誰かに伝えることが大切ですね。勉強になりました。2024/01/27
たくさん
0
野生動物は確かに貴重だけど、人間がちゃんと生きていける余裕があるからこそ助けてあげられるのではないかな。野生生物も貴重、絶滅は残念。原因が人間の都合、反省してそういうことはなくすために努力する。もっともな話です。ただ、石油の枯渇も何年後もあてにならなかったしほろぶものは滅び残るものは残るので介在すればいいというものではないとか少し斜めに考えてしまいました。なぜほろんだかから学ぶことは多くその要素がとてもつまった本です。2025/02/01