出版社内容情報
動物たちが話し合っているのは……なんと、「うんち」について!?
ネズミにリスにイタチにキツネ。動物たちが森の空き地に集まって、なにやら大真面目に話しているのは、「だれのうんちが世界一すてきか?」ってこと!
「われこそは!」と、アナグマ、オオカミ、はては立派な角をもつオジカまでがやってきて、どんどん話がもりあがりますが、その時、森に危険な影が――。
動物たちはどうなるのでしょうか? そして、世界で一番すてきなのは、いったいだれのうんちなのでしょうか?
フランスから届いた、ユーモアたっぷりの絵本です。
内容説明
あるはれたひ、リスがネズミにいいました。「せかいでいちばんすてきなうんちしちゃった」ほそながいはっぱのうえには、まめつぶみたいなうんちがひとつ。「そりゃ、ちがう。ぼくのうんちがせかいでいちばん!」と、ネズミがいって、「あたしの!」「おれの!」「このわたしだ!」と、つぎつぎにどうぶつたちがあつまってきます。さて、せかいいちすてきなのはだれのうんちでしょうか―。
著者等紹介
パブレンコ,マリー[パブレンコ,マリー] [Pavlenko,Marie]
フランスの作家。リール生まれ。ソルボンヌ・ヌーベル大学で現代文学を学んだのち、リールでジャーナリズムを学ぶ。15年間、ジャーナリストとして活躍し、2010年に、脚本(テレビ、映画、コミック)や小説を執筆しはじめる。2020年にEt le d´esert dispar^itraが、フランス文学者協会が選ぶ、その年もっともすぐれたYA小説として、大賞を受賞
ガロッシュ,カミーユ[ガロッシュ,カミーユ] [Garoche,Camille]
フランスのイラストレーター、絵本作家。若手ながら、すでに30冊以上の児童書を手がけている。幼年期をフランス南西部ですごしたのち、セルジーとパリの美術学校でグラフィックアートを学ぶ。2006年に、エルメスにイラストを提供。テディベアで有名なぬいぐるみブランド、シュタイフにも数多くのイラストを提供している
おがわひとみ[オガワヒトミ]
英米の絵本を中心に翻訳家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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