出版社内容情報
あかちゃんはどこで手に入るんだろう? 男の子の疑問にたくさんの人が答えてくれますが……。あかちゃん誕生にまつわる楽しい絵本。
ソフィー・ブラッコール[ソフィーブラッコール]
オーストラリア生まれの絵本作家。シドニーでデザインを学び、現在はニューヨーク在住。『プーさんとであった日』で、2016年のコールデコット賞に輝く。
やまぐちふみお[ヤマグチフミオ]
英米の絵本や物語の翻訳家として活躍中。おもな訳書に『きょうはみんなでクマがりだ』『ランパンパン』『プーさんとであった日』などがある。
内容説明
あかちゃんは、どこから来るの?オリーブはあかちゃんのたねをうえるんだっていうし、ロベルトさんはたまごからうまれるっていうし、おじいちゃんはコウノトリがはこんでくるっていう。パパとママにきいたら、ちゃんとこたえがかえってきたよ!―子どもたちの疑問にこたえる、あかちゃん誕生にまつわる絵本です。
著者等紹介
ブラッコール,ソフィー[ブラッコール,ソフィー] [Blackall,Sophie]
オーストラリア生まれの絵本作家。シドニーでデザインを学び、のちニューヨークに移り住む。『プーさんとであった日』(評論社)で2016年のコールデコット賞を受賞
やまぐちふみお[ヤマグチフミオ]
翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そる
178
多分No.3チョイス。あかちゃんってどうやってどこから生まれてくるんだ?って疑問、小さい頃誰でも思う。周りは色々言うけども、実はちょっとずつ合ってる。でも木にはならない(笑)。あとおじいちゃんが言ったこうのとりが運んでくる、も間違ってるから、あとで教えてあげなきゃ、ってのがまた子供らしい親切心でおかしい(笑)。この絵のあかちゃん、ちょっと不気味でした(笑)。2019/05/30
☆よいこ
63
絵本。新しい赤ちゃんがくるらしい。忙しいパパとママに詳しく質問できなくて、ぼくは色んな人に「あかちゃんはどこからくるの?」と聞いてみた。上級生のオリーブは「たねをうえれば、あかちゃんの木になるわ」先生は「びょういんからよ」おじいちゃんは「コウノトリが夜のうちにはこんできて、げんかんにおいていくんだよ」郵便配達員さんは「たまごからうまれるんだとおもうよ」頭の中がごちゃごちゃになったぼくは、パパとママに話を聞く▽解説に大人向けの説明の一例が書かれる。十月十日のイメージだったけど説明では9か月で生まれるとある2024/02/22
ぶんこ
45
赤ちゃんが産まれると知った僕。色々な人に「赤ちゃんはどこからくるの?」とききます。赤ちゃんの木になると言うオリーブ。マック先生は病院からと。おじいちゃんはコウノトリが玄関に運んでくると。郵便屋さんは卵からと答える。皆違う。最後にママとパパにきいた。きちんと本当のことを教える両親。理解できたかはわからないけど、おじいちゃんの答えだけは違うと思い、おじいちゃんに教えに行く。最後に日本の小児科医院院長の文章での説明があり、良かったです。2024/01/26
たまきら
39
性教育の本は色々ありますが、この本では子供が様々な情報に混乱するようす、そしてその疑問にほがらかに応える両親のようすが紹介されています。子どもの無邪気な問いに比喩や迷信で答えてしまう他人を責めることはできません(逆に詳しく教えてくる方が気持ち悪いですよね)。親が情報を与えることで与えることができる安心感を再確認しました。娘は表紙がかわいい、とにこにこ。2024/02/27
mincharos
31
男の子に妹が生まれることになり、男の子は色んな人に「赤ちゃんはどこから来るの?」と質問をします。聞かれた人は「たねを植えればあかちゃんの木になるのよ」「病院からよ」「コウノトリが玄関に」「たまごからうまれるよ」とそれぞれ違うことを言うので混乱。お母さんに聞くとちゃんと教えてくれて、みんなが言ってたことはどれも正しかったのか!と納得する男の子。性教育、、、難しいなぁ。まだ先だと思いたいけど、息子が最近ハマってるおそ松さんで「ドウテイ」やら「シコる」やらの言葉を覚えてしまった息子なのでした。汗2017/11/05