内容説明
女王さまのぼうしがかぜにとばされてみんながあとをおいかけます。女王さまも、えいへいたちも、女王さまのいぬも、女王さまのしつじもはしりますよ。さあ、いっしょにロンドンをめぐるたびへ!
著者等紹介
アントニー,スティーブ[アントニー,スティーブ] [Antony,Steve]
イギリスの絵本作家。サイアンセスター大学、スウィンドン大学で美術を専攻し、さらにアングリア・ラスキン大学で子どもの本のイラストレーションを学ぶ。最初にかいた絵本『女王さまのぼうし』で、ケイト・グリーナウェイ賞候補になる
せなあいこ[セナアイコ]
東京生まれ。同志社大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりさ
85
可愛くて賑やかな表紙に惹かれて手に取りましたら英国の素敵さがいっぱい詰まった絵本でした。女王さまが大切な人に会うためお出かけです。そこへびゅーんと風が吹いて女王さまのぼうしを吹き飛ばしてしまいました。さあ大変!ぼうしを追いかけろ~。ロンドンの各名所を巡りながらドタバタ音が聞こえそうな展開するお話に心は踊り、最後のサプライズにほんわかじんわり温かにさせてもらいました。こういう絵本が読める英国はとても素敵だなぁとしみじみ。2015/11/20
mocha
83
女王さまのぼうしを追いかけてロンドンめぐり。青い線画の風景と衛兵の赤い制服、黒い制帽がなんともおしゃれ。リズミカルな短い文章は小さい子にもいいけれど、おとな女子に好まれそう。2020/01/24
♪みどりpiyopiyo♪
57
女王さまは おでかけです。たいせつな ひとに あいに いくんですよ。… ■ふわふわ楽しいお話を読みました。いつもお洒落な女王さまがお外に出ると…? ■ロンドンの街を縦横に駆け抜ける女王さま御一行。女王さま お茶目かわいい♡ わんこ かわいい♡ みんなもかわいい♡ ■女王さまと一緒にロンドンの名所めぐり。女王さまの「たいせつなひと」ってどなたでしょう? 優しくかわいいお話と、絵探し遊びも楽しめて、どのページもにっこり楽しい絵本でした ٩꒰。•◡•。꒱۶ (2014年)(→続2020/08/23
ゆか
49
面白かった。絵も、素敵。ロンドンの名所案内にもなっている。皆様の感想を読み、お茶を持った執事さんがどのページにもいるとのことで、もう一度楽しむことができました♪お洒落な絵本でした。2015/12/18
absinthe@読み聞かせメーター
47
6歳の娘一人読み。帽子が風でふわっと浮き上がり、何処までも飛ばされ、女王様はひたすら追いかける。最後は目的地で追いつく話。ロンドンの名所が順番に出てくる。さすが娘。特徴ある時計塔はピーターパンに出てきた!とすぐにわかった。2016/08/05