内容説明
いいおてんき。ネコのニニはにわにでて、どんどんおうちからはなれていきます。たのしくさんぽしているうちにいつのまにかひがくれて…どうしよう?!まわりはこわいものだらけ。おうちにかえりたい!ニニのちいさなぼうけんをえがきます。
著者等紹介
ローベル,アニタ[ローベル,アニタ] [Lobel,Anita]
1934年、ポーランド生まれ。ナチスの侵攻により、10歳のとき弟とともに強制収容所に送られる。1945年に救い出されたときには結核をわずらい、心身の健康の回復に長い時間を要した。1952年、家族とともに渡米。のちにアーノルド・ローベルと結婚。絵本の世界へ。夫アーノルドとの共作ほかの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりさ
85
【(^ΦωΦ^) 猫と読書】飼い猫のニニは居心地の良いおうちが大好き。そらが真っ青に晴れ上がったある日、おそとがそっとニニを誘います。外の世界はどんな感じかしら?開いたドアをするりと抜け庭に出ると、そこはおうちよりもさらに素晴らしくて心地の良い世界。お花のいいにおい、柔らかいコケ、綺麗な葉っぱ…ニニはすっかりご機嫌。でもね、夜がくると…。ダイナミックで色彩豊かで鮮やかな世界、愛らしいニニの姿、魅力に溢れたお話。ニニの飼い主のおうちインテリアもとても可愛らしくてニニが大切にされているのがわかります。2017/02/28
KAZOO
68
この猫の絵が面白そうなので、図書館で借りてきました。読み友さんの感想を見ての読書です。絵が好きな色彩で書かれていて猫もあまり見なれないような表情で面白く感じました。ポーランド生まれの作家なのですね。これが二作目のようなので最初の本も借りてきて来たい気がしています。2015/06/07
たまきら
39
ヨルさんとはまたちょっとちがうお外物語です。悪い子って…油断した家族もちょっとダメダメよね。…つい先週ロクに脱走されたばかりなので身に染みます(大雪の日の前日)。朝朝ごはんを準備していたら外から声がしてギョッとしました。寒くて震えが止まらなくて本当に心配しました…。どうして扉を開けるかなあ!出たとたん困るのに、もう!2023/02/13
鴨ミール
35
久々にブックオフで時間があり、児童書コーナーを点検してて見つけた絵本。可愛い!なんて可愛い猫。アーノルド・ローベルの奥様の作品でした。これ、原画見てみたいわ💕お外に出てしまった猫のニニ。無事にお家に帰れたかな?2024/09/29
starbro
30
ニニシリーズ第二弾、こちらも青山ブックセンターで読みました。家の中しか知らない猫ニニは大きな森で恐懼しますが、作者は愛情もって描いています。無事家に戻れて一件落着です!2015/05/21