上原専禄著作集 〈17〉 クレタの壷

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  • サイズ A5判/ページ数 370p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784566050365
  • NDC分類 208
  • Cコード C0330

出版社内容情報

「十種の典籍」「永遠の古典」「世界史への姿勢」「世界史の核」の四篇によって、読書がどのように行われてきたかを報告。さらに最後の「本を読む・切手を読む」は、70年にわたる読書体験をあとづけたライフヒストリーである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiro

1
前に読んだ阿部謹也氏の本で恩師として紹介されていた著者はどんな人なのか知りたくて割と読みやすそうな本書を手に取ったが、一応読書エッセイと言える本書でも私にはとても読みにくく手に負えなかった。プラトンや聖書のほかはあまり親しみのないテーマばかりであるし文章も難しい。ただ戦後の一橋大学の設立に学長として奔走尽力した著者の、真摯で誠実で自らに厳しい人柄は、特に最後の、自身の読書人生を振り返ったエッセイに如実に示されていて読んでいて凄絶、鬼気迫るものを感じた。2022/08/04

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