内容説明
過去からとどいた一冊の本。そこには、血の文字で謎の詩が書かれていた…『イマジナリウム・ジェオグラフィカ』の守り手たちは、この謎を解き、ゆがめられた過去を元にもどすため、ふたたび冬の王に戦いを挑む。
著者等紹介
オーウェン,ジェームズ・A.[オーウェン,ジェームズA.] [Owen,James A.]
アメリカの作家、イラストレーター。コミックブック「スターチャイルド」のシリーズで人気を博したのち、「ドラゴンシップ・シリーズ」を発表
三辺律子[サンベリツコ]
東京生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院児童文化学科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Norico
17
ドラゴンシップシリーズ第3弾。今回はアーサー王にマーリンが登場し、地図職人の正体があきらかに。タイムトラベル続きで何がどうなってこうなったのかしら?とか、名前が段々ごっちゃになったり(バートとバートンとか似てるし…)とか、理解がおいついてないなぁ。もちろん面白いんですけど。ラストシーンでこれからの展開も気になりますが、日本語訳の続きでるのかしら。2017/02/04
timeturner
2
なんと、あの米国人が出てきた。とりあえずは収拾がついたものの、まだくすぶってるなあ。それなのに翻訳されているのはここまで?! シリーズは7冊目まで出てるのに。ローズはどうなるんだ?2016/02/19
kodomiru
2
本好きにはたまらない代物だということは間違いない。よくぞこれだけ調べて、また事実にあった史実もいれつつ、それぞれの作者の性格を考えて、物語を書いて行けるのかと感心する。このシリーズを手に取った少年や少女が、出て来る物語に魅了されて、いわゆる良書といわれる本にいともたやすく導かれるのだろうかとワクワクしている。トールキンとルイス、そしてチャールズに加わり、そろそろ自作ではヴェルヌ本人も出てくるのではと期待に胸が膨らんでいる。2014/09/04
ayumi
1
おもしろい!本当に、この一言に尽きます。数々の物語が、まるでもともとひとつの物語だったかのように絡まりあい、混ざりあう様は必見です!2015/12/21
道錬
0
時間に対する感覚があいまいになっていく感じなど、古典作品のエッセンスがよく効いている。2017/11/05