J.R.R.トールキン―世紀の作家

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  • サイズ A5判/ページ数 501p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784566023840
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

内容説明

トールキン評論の決定版と世界的に評価されている本書を、ここにお届けする。著者トム・シッピーによる文献学に裏打ちされた洞察力に富む作品考察は、トールキン作品追体験の旅へと、読者を誘う。そして同時に、現代の闇の中で、作品を捉え返すという、ファンにとっては堪らない必携の書であり、新たな読者にとっても、またとない入門の書といえるだろう。

目次

序 世紀の作家
第1章 『ホビットの冒険』―中つ国の再創造
第2章 『指輪物語』(1)―物語の地図作り
第3章 『指輪物語』(2)―悪の概念
第4章 『指輪物語』(3)―神話的次元
第5章 『シルマリルの物語』―心の作品
第6章 短い著作―疑い、恐れ、自伝
結び 模倣者と評論家

著者等紹介

シッピー,トム[シッピー,トム] [Shippey,Tom]
1943年、インドのカルカッタ生まれ。英国で教育を受ける。トールキンの最晩年にオックスフォード大学でチューターとして教えはじめ、1979年リーズ大学の英語・中世文学教授、1993年米国、セント・ルイス大学教授を経て、現在、英国のウインチェスター大学名誉研究員。トールキン研究の第一人者として世界的な評価を得ている。古英語や中英語、古北欧語にも通じ、中世研究家であってファンタジー研究家であり、真の意味でトールキンの精神を受け継ぐ研究者として認められている

沼田香穂里[ヌマタカオリ]
1964年、東京生まれ。1987年慶應義塾大学英米文学科卒業。1990年お茶の水女子大学修士課程英文学専攻修了。1996年同大学博士課程比較文化学専攻修了。宇都宮大学など複数の大学非常勤講師を勤めた後、現在、慶應義塾大学・和光大学非常勤講師

伊藤盡[イトウツクス]
1965年、東京生まれ。文献学者。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。アイスランド大学に留学後、大学講師を経て、信州大学人文学部准教授。中世英語及び北欧言語を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

12
高水準のトールキン作品・創作論。著者のトム・シッピーはトールキンと同じ中世文学者、文献学者で、いまやトールキン研究の古典と目されている"The Road to Middle Earth"の著者としてトールキアンの間で有名。扱う内容が多岐にわたるため本書を要約するのは難しいが、全体のテーマとして、20世紀の作家としてトールキンが他の同時代の作家といかに問題意識を共有していたか、また彼の膨大な作品群の発想の源に何があったかに焦点が当てられていると言うことができると思う。トールキンファンなら読んで損なし。2015/05/03

おだまん

4
本で再読して、もう一度読もう。2015/03/31

私的読書メモ3328

2
必要な前提知識が多く、またかなり散漫に感じられる書きぶりもあって、非常に難解。自然科学とは違い、この種の言説はどうやっても主観的になりがちなので斜めに見てしまいますが、一つの論としては、相当に興味深く、貴重な示唆に富んでいました。2015/05/21

わーいわーい

1
壮大過ぎて全くついていけなかった。言葉でうまく表現できないけれど、とても高尚でヨーロッパの諸外国の言語体系も含めた歴史のまとめをしたすごい人なのかなと思った。2019/09/10

ミケ(見切り発車P)

1
ある種の謎解きであるが解かれたことで原作の内容を損なわない。 トールキンの世界を読み込み、その世界を豊かにするという評論の本領を発揮したような本。2015/06/01

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