内容説明
あるときは石油会社の駐在員、あるときは戦闘機乗り、あるときはスパイにして、医学装置の発明家、映画の脚本も書けば、有名女優と結婚、そして…永遠のベストセラー作家。チャーリー・バケツやウィリー・ワンカ、マチルダやBFG、すばらしき父さん狐の生みの親は、その人自身、おちゃめで魅力にあふれ、奇想天外な人生をおくった。
目次
第1章 たまげて当然
第2章 ダールさんのお宅を訪問
第3章 作家になる前のびっくり
第4章 作家になってからのびっくり
第5章 映画のびっくり
第6章 ダールさんに聞いてみよう
第7章 批評するのは、きみだ!
著者等紹介
ポーリング,クリス[ポーリング,クリス][Powling,Chris]
1943年生まれのイギリスの著述家。20年ほど小・中学校で教鞭をとったのち、大学の講師を務めながら、新聞・雑誌・放送を舞台に活躍。主に児童向けのフィクションやノンフィクションなど、60冊以上の著作がある
ガルビス,スティーヴン[ガルビス,スティーヴン][Gulbis,Stephen]
イギリスのイラストレーター。美術学校でグラフィックデザインを学び、1981年からこの仕事に従事している。最近は絵本の出版も多い
灰島かり[ハイジマカリ]
国際基督教大学卒業。英国のローハンプトン大学院で児童文学を学ぶ。白百合女子大学ほかで児童文学を教えるかたわら、子どもの本の翻訳・研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
254
「真実は小説より奇なり」という諺があるが、著者ダールはまさにこの諺を地でいく人だ。彼には3つの顔がある。1つは空軍のエースパイロットとしての顔。2つ目は”007”のジェームズ・ボンドまがいの英国諜報員の顔。そして著名な作家としての顔である。ダールの作品群はバラエティーに富んでいて、ミステリーから児童小説まで広範なジャンルをカバーできる稀有な才能を持った作家。たぶん作家に至るまでの半生における豊富な体験が鬼才との呼べる”ロアルド・ダール”という小説家を生み出したのだろうと考えられるのは想像に難くない。2017/06/26
KAZOO
119
ダールの伝記のような感じでさまざまなことをうまくまとめてあります。空軍パイロットや諜報員というと、サマセット・モーム、グレアム・グリーン、ジョン・ル・カレ、フォーサイスなどを思い出します。また奥さんが女優ということでも何かと話題となっているようです。チョコレート工場はかなり思い入れのある作品のようです。彼の人となりがよくわかります。2018/07/03
びすけっと
9
2007年4月刊。海外文学の世界ではとても有名な方なのですね。う~ん、出会えていなかった私が残念。まず「チョコレート工場の秘密」を読んでみます。次も次も読みたいと思えるといいな。2015/06/07
しろくま
6
ロアルド・ダールの伝記を子ども向けに分かりやすく書かれています。様々な顔を持つダール。そして波乱の人生。彼自身が映画の主人公のような人だと思いました。作品がたくさん出ていますが、彼の背景を知った上で読むとよりいっそう楽しめそうです。2017/11/11
日下 未知亜
4
【読書ノート転記】読めば読むほど数奇な人やねぇ。作品もっと読みたくなる。2011/07/12
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