内容説明
ダイアモンドをはめ込んだ有名なティアラが盗まれた。容疑者とされたのは召使の少女ポリー。少年探偵団は真犯人探しにふるい立つ。意外な真犯人とその手口は。
著者等紹介
リード,アンソニー[リード,アンソニー][Read,Anthony]
ロンドンの名門演劇学校に学ぶ。18歳で俳優のマネージャーとなる。それ以後、広告、新聞雑誌、出版、TVプロデューサーの仕事を経た後、作家生活に入る。200を超える人気TV番組の著者権を持つ。ノンフィクション作品も手がけ、『水晶の夜事件(Kristallnacht)』では、H.H.ウインゲート賞を受賞
池央耿[イケヒロアキ]
1940年東京生まれ。1964年国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
科学の小鹿
5
          
            ティアラを盗んだ犯人として追われる召し使いのポニー。少女の濡れ衣をはらし、真犯人を捕まえるため、クイニーは下働きするフリして屋敷への潜入捜査を開始する。何だか今回はミステリー感が強かった。2014/05/12
          
        ぽま
3
          
            冒険譚が中心のこのシリーズの中では、珍しくミステリ色の強い一冊。表題のとおり、宝石の盗難事件を調べるため、探偵団の母親役であるクイニーが潜入捜査に。今回は物語に歴史を大きく噛ませるよりも、庶民の生活様式に主眼を置いた印象。当時の煙突掃除夫や屋敷の下働きの生活が垣間見えて興味深い。就職にあたっての紹介状の制度などを見るに、やはり当時一番重要だったのは人脈なのだなと思わせる。紹介元がワトスン先生のような医師であったのなら、社会的な信用度はばっちりですね!2012/09/23
          
        雪音
1
          
            シリーズをまさかの五巻から入り、いきなりメンバーの中で一人激しく面倒だと感じる子がいるんですが…。それはさておき、ウィギンズを始めそれぞれが的確な行動をしながら解決の光を覗かせる事件に、関連事件から繋がって登場するホームズ。ウィギンズの推理。変にぐるぐるせずすっぱりと解決したけれど、ミステリーだな、と思う話でした。2012/03/06
          
        そら@真面目にダイエット中
1
          
            知恵を貸してくれるホームズは留守、探偵団のみんなだけで事件を解決するために、マウントジョイ家に下働きとして潜り込んだり、煙突掃除に扮装して調査をしたりと、大奮闘です。犯人はやや意外な人物で、楽しめました。2009/03/20
          
        えみっち
1
          
            このシリーズの中では、一番ミステリっぽいと思うのだがどうか。ホームズさんはいつも不在(関連事件の調査なんだけどね)。原作だと結構ベイカー街でとぐろを巻いているような気がするのだがどうか。2011/01/03
          
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            - 和書
 
 - 演習 古文 1
 


              
              
              

