内容説明
ウィギンズたちが命を助けたインド人の少年ラヴィは、実は藩王国の王子だった。父王に連れられて、ヴィクトリア女王にルビーを献上しに来たのだ。父王の命を奪い、ルビーを狙うのはだれ。謎の暗殺団も絡んだ冒険のゆくえは―。
著者等紹介
リード,アンソニー[リード,アンソニー][Read,Anthony]
ロンドンの名門演劇学校に学ぶ。18歳で俳優のマネージャーとなる。それ以後、広告、新聞雑誌、出版、TVプロデューサーの仕事を経た後、作家生活に入る。200を超える人気TV番組の著者権を持つ。ノンフィクション作品も手がけ、『水晶の夜事件(Kristallnacht)』では、H.H.ウインゲート賞を受賞
池央耿[イケヒロアキ]
1940年東京生まれ。1964年国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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科学の小鹿
5
こんなベイカー街にインドのプリンス!?しかも女王への献上品ルビーが狙われている!??最初の辺りからけっこうぶっこみが(^^;)))敵をギリギリでまいたりと、ハラハラしながら完読。2014/05/02
ぽま
2
今回も探偵団と同い年くらいの、ゲストキャラクターが登場する。ラヴィという名の彼は、インドの藩王<ラージャ>のプリンス。秘宝・ランジプールのルビーを英女王に献上しにきた彼らに、モリアーティの魔の手が伸びる。今回もまた、ホームズはベイカー街を留守にしているため、探偵団はワトスンを頼ることに。ホームズがいたら彼らの役割を掻っ攫ってしまうから、この手の作品では展開上仕方無いのかな。2012/09/18
saori
0
ホールダースト卿が、以外にも、敵だったのでびっくりしました。2011/04/17
そら@真面目にダイエット中
0
今回は、ホームズが特に活躍することもなく、重にベイカー少年探偵団が活躍して、事件を解決していきます。「犯人は、この人だってば!」とか「これ、ヒントだってば!気付け!」とか思いながら、謎解きを楽しみつつ読みました。小学生も楽しめるミステリーじゃないかなと思います。2008/06/23
anxi
0
仕事2009/01/13