内容説明
とんでもなく暑い夏の日、ウォートンは、モートンのために気球をつくりました。空に上がって、少しでもいい気分を味わってもらいたかったからです。モートンのあとでウォートンが気球に乗ると、つないでいたロープがするするとほどけ、しがみついたモートンも連れて、気球は大空へ!もう、おりることはできません。「風が行きたいところに行くしかないんだ!」。
著者等紹介
エリクソン,ラッセル・E.[エリクソン,ラッセルE.][Erickson,Russell E.]
1932年、アメリカのコネティカット州ハートフォード生まれ。高校卒業後、写真工房の技師、活字工、石版画家などを経て、1974年に『火曜日のごちそうはヒキガエル』(評論社)を発表。世界じゅうで絶賛を浴びる
フィオリ,ローレンス・ディ[フィオリ,ローレンスディ][Fiori,Lawrence Di]
1934年、アメリカのペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれ。フィラデルフィア美術大学を卒業後、美術教師を経てイラストレーターとして活躍
佐藤凉子[サトウリョウコ]
1947年、北海道生まれ。北海道大学文学部、図書館短期大学別科卒業。公立図書館長、児童センター館長などを経て、現在、子どもと読書のコーディネーター&ストーリーテラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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