出版社内容情報
雪ののはらに、大きなゆきだるまが、ふたつ。ホウキさんとメガネさん。夜になると、メガネさんがいった。「ぼくほど、りっぱなゆきだるまは、世界中さがしてもいないだろうな」。それをきいたホウキさんは「なんだって? ぼくをみてみろよ!」。そこではじまる大げんか…。 幼児~
内容説明
おおきなゆきだるまがふたつ。ちゃんとなまえがあって、ひとつはホウキさん、もうひとつはメガネさん。よるになると、メガネさんがいいました。「ぼくほどきれいでりっぱなゆきだるまは、せかいじゅうをさがしてもいないだろうな」それをきいて、ホウキさんはおどろきました。「なんだって?ちゃんとめをあけて、ぼくをみてみろよ」そこでおおげんかがはじまったのですが…。
著者等紹介
シュミット,ハンスペーター[シュミット,ハンスペーター][Schmid,Hanspeter]
1957年、スイスのトゥーン生まれ。金細工師になるための訓練を積み、ドイツのミュンヘンにある工房で働く。その後、アジア各地を旅しながら、幼少のころより強い興味を抱いていた絵画の修業に打ちこみ、独自の手法を身につける。スイスに帰国してからもその取り組みを続け、トゥーン美術館はじめ多くのギャラリーで作品展が開かれている
いぬいゆみこ[イヌイユミコ]
1941年、東京生まれ。お茶の水女子大学卒業。家庭文庫を手伝ったあと、子どもの本の翻訳を始める
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
16
子どもたちが作った大きな雪だるま、2つ。夜中に大げんか。青い美しい闇の中の盛大なけんかはなんだかとってもユーモラス。ぐちゃぐちゃになって、仲直りして、そして……。子どもたちの満足をよそに、読み手はにやりと笑いが出る。2016/03/14
あおい
5
子供達が作った雪だるま。ホウキをもったホウキさんとメガネをかけたメガネさんが自分こそ世界一だとケンカを始めます。物を投げたり叩いたり結構激しいケンカの行く末は?色使いがすごくきれいな絵本です。2013/01/10
遠い日
0
081008【読書ノート/ひとことメモ】ケンカしてぐちゃぐちゃになって、元通り?反対だ。2008/10/08