出版社内容情報
おじいちゃんは、よくバードウォッチングの話をする。鳥がいろんなおもしろいことをするんだって。ほんとかな? そこで、あたしもいっしょに、バードウォッチングにでかけた…。ゆたかな森の情景のなかで、少女とおじいちゃんの心あたたまる交流が描かれる。 幼児~
内容説明
おじいちゃんは言う。「鳥って、ほんとにおもしろいよ。おじいちゃんが鳥をスケッチしていたら、その鳥が、おじいちゃんをスケッチしていたり、名前がわからないときにたすけてくれたりするんだ」ほんとかな?そこで、あたしも、おじいちゃんとバードウォッチングに行った…生き生きした線と水彩絵の具で、サイモン・ジェームズは、ゆたかな森の情景や、少女とおじいちゃんの心温まる交流を描き出します。日常のちょっとした出来事のなかに、ほんとうの幸福があるんですね。
著者等紹介
ジェームズ,サイモン[ジェームズ,サイモン][James,Simon]
イギリスの絵本作家。1961年生まれ。警官や農夫など14もの仕事についたのち、美術大学に入学、グラフィックデザインを学ぶ。主な作品にスマーティーズ賞銀賞を受賞した『ふしぎなともだち』(評論社)などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
ユーモアのあるおじいさんとのバードウオッチングがとても楽しそう。あちこちにいる野鳥を探すのも楽しめる。2020/02/07
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
34
再読。この絵の雰囲気と、おじいちゃんと孫の関係がいい。2022/10/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
バードウォッチングの好きなおじいちゃんにと一緒におでかけ。図鑑に鳥の名前が載ってない時は、鳥が教えてくれるんだ、などとホラ話も温かいモノばかりです。 ※外出自粛中の中メンバーと、いつもは選書しない分野に挑戦しように取り組んでます。私が高齢者向けに選書してみました。2020/05/05
いろ
7
保育園でバードウォッチングがあるので借りた。祖父と2人でバードウォッチングを楽しむ少女のお話。5歳男児なかなか手に取らなかったが,バードウォッチング前日ようやく手に取ると「バードウォッチングの本だった~!」祖父の話はユーモアたっぷり,「え~っ?ほんとに~?」クスッと笑えるんだけど,まじめな?息子には冗談を理解するのは難しかった? 絵本の少女は祖父のユーモアをちゃんと分かって,最後には上手に返している。帰り道,2人の後を行くペンギン♪ 軽くて優しいタッチなのに,野鳥がさりげなく描き分けられているのもいい。2014/02/20
がる
2
絵もお話もとっても良いです。ユーモアのあるおじいちゃんと、それをきちんと受け止められるジェス。とっても素敵な関係です。2011/03/08