出版社内容情報
北極ぐま「北のほし」に2ひきの赤ちゃんが生まれた。2ひきはぐんぐん大きくなり、すあなをでてあそぶようになった。でも外の世界は、楽しいこともいっぱいだが、危険もいっぱい…。きびしい氷の国で子どもをまもり育てる、たくましい母さんぐまの物語。 幼児~
内容説明
ほっきょくぐま、北のほしにあかちゃんがうまれた…。きけんがいっぱいのこおりのせかいでこどもをまもるかあさんぐまのたたかい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
10
ホッキョクグマの生態を美しい絵で描く。母熊ひとりでする子育てには、いつも危険がいっぱい。子どもを守るためなら、体の大きなオスのホッキョクグマとも戦う。厳しい自然の中で、独り立ちさせるまでの2年ほどをいっしょに過ごす。2018/12/10
いろ
6
雌の白熊が2匹の小熊を育てるお話。生態がしっかり描かれ,リアルタッチの絵は本物と見紛う程で,可愛さも迫力も倍増☆ 小熊を守るため母熊が繰り出した必死の攻撃で傷ついた雄熊の手から流れる血を見て「うわあっ!」と雄熊を可哀想がる4歳男児。普段は喧嘩で怪我させるのは良くないと言われているので,母熊を良くないと思ったらしい。「子供の命を守るため,生きていくために戦い,相手を傷つけざる得ない事もある」「お母さん達(両親)も,○○(我が息子)の命に危険があれば同じようにすると思う」事を息子に話すが,まだ「?」顔^^;2013/02/14
ようこ
6
今年も1年生の『うみへのながいたび』の単元の復習用によむ。母グマが何ヶ月も食べずにまさに今の季節に過ごしていることなど、子どもたちと確認し、ホッキョクグマたちの無事な成長を願う2013/01/17
二条ママ
4
3歳10ヶ月。図書館本。娘が自分で選んだえほん。最初は表紙を見て、写真集かと思ったが、読んでみたら、ほっきょくぐまのおかあさんと二人の赤ちゃんのお話で、リアルで迫力もあった。娘は緊張ぎみな感じ。2015/01/27
ようこ
3
ホッキョクグマの生態について正確にわかりやすい一番使える絵本。長さも絵も読み聞かせに向いている。巻末にホッキョクグマについて簡単な説明文があるのもいい。結局うみへの長いたびがらみでつかうのはこれにきめた。2012/01/13