出版社内容情報
もしぼくがクマになったら、ムシになったら、ワニになったら…それでもぼくを、愛してくれる? 愛って、おもちゃみたいにこわれたりしない? そしたら、なおせる? ぼくたちがしんでも、愛はなくならない? 夜空に星がきらめくように、永遠に輝きつづける、ふかい愛のお話。 幼児~
内容説明
あいっておもちゃみたいにこわれたりまがったりしない?…そしたらなおせるの…?!えいえんにかがやきつづけるふかい愛のおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
お父さん(?)と子どものやり取りのようです。「愛」という抽象的なものを知りたくてか、自分が愛されていること愛されていることを確認したくてか、子どもが極端な問いかけを繰り返します。 その受け答えが素敵でした。2022/07/02
花林糖
16
(図書館本)大きいさんと小さいちゃんの愛情溢れる絵本。デビ・グリオリの絵がとても可愛らしく素敵。鶏の玩具とアヒルが特に可愛い。2016/02/20
雨巫女。@新潮部
12
《図書館-通常》大きいさんと小さいさんの愛についての話。2019/08/25
Cinejazz
11
「ねえねえ、愛って、壊れたり、曲がったりしない? 愛が古ぼけちゃったら、直せるの?」 〝そんな難しいことは分からないよ。 でも、いつまでも変わらず君を愛しているよ!〟 「でもね、僕たちが死んでいなくなっちゃたら、それでも僕を愛せる? 愛って、なくならないの?」 ・・〝星があんなにキラキラ輝いてる。あの星だって、いつかは死ぬ。それでも星の光が絶えることことはないよね。 愛も同じだ。 愛にも限りがない。 愛は夜空に星がきらめくように、永遠に輝き続けるんだよ〟・・愛おしさと優しさの溢れる絵本です。2022/09/10
遠い日
10
小さいちゃんが大きいさんにふっかける愛の打診は、巧妙な確認作業。わかっていてもちゃんと応える大きいさんの愛は、きっと大きく深い。愛の問答が哲学の問いのよう。小さいちゃんのもやもやは、もっともっと愛されたい願望。2020/08/01