出版社内容情報
ちょっとむかしのあるアラブの小さな町、町の人々はそれぞれ不満を抱えて暮らしていました。みんな自分の不満こそが町の誰より大事な不満だと思っていましたが、あるときそこにみすぼらしい身なりをした物売りがやってきました。その物売りがみんなに教えてくれたものとは一体なんだったのでしょうか? ●グリーティング・カードの作家として世界的に有名なフィラヴィアが、娘のリサと共同で作った絵本シリーズ。あたたかく心にしみるお話と、夢のように踊る華麗な色彩。おしゃれなセンスあふれるファンタジックな世界をご覧下さい。 小学校中学年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
27
「ドリーム・メイカー・ストーリー」の4冊目。このシリーズは絵が可愛い。失うまで自分が持っているものの大切さに気が付かない、これは本当だよね。失う前にそれに気が付けた人は幸せだ。2024/12/01
遠い日
9
不平不満を託ち、不幸に沈む。負の心理のループが人を縛る。足るを知ること。満足すること。感謝すること。心はくるりと丸くなる。2017/10/05
ヒラP@ehon.gohon
5
幸せってどのような事なんだろう?幸せなのに不幸に思ってしまう人たちに、さりげなく見つめ直すことを伝えたドリーム・メイカー。少し理屈っぽいけれど、理屈っぽくなってきた子どもたちには、かえって解りやすいように思います。マイルドな絵と、日常的な題材は、違和感なく自分たちを客観的に見つめ直すきっかけになると思います。2015/10/05
mixa59
1
現状に不満しか持たない村人に、行商人が不幸を幸福と引き替えにしますと切り出す話。自分の不幸をもう一度客観的にみることができなければ、幸福はどれだけ求めてもえられないというよい話。おすすめです。2010/02/14
kokotwin
0
幸せっていろんな形がらあるんだなぁ。物事考えようなのかなぁっと思った。2019/12/07
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- 和書
- 生存と好機