出版社内容情報
むかしむかし、ガラスのお山の上に建つ、それはきれいなお城がありましたが、お城にすむ王女様は日に日にふさぎこんでゆき、王様は心配でなりません。王様はある日、おふれを出しました、「王女様を幸せにしたものは王女様と結婚してもよい」と。でも、そのためにはツルツルとしたガラスの山を登らなければなりません…。愛と勇気のかけがえなさを伝える絵本。 小学校低学年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
30
王女様の婿選びという昔話によくあるストーリー。一番大切なのは何か。ガラスの城というのが幻想的。元は北欧の昔話に出てくるのが象なのもまた不思議。2024/10/30
遠い日
17
人生において何がいちばん大切かを語る、北欧の昔話。人間の求める究極のもの。不変のもの。心満たされるもの。愛情は貧富に関わらずに万人が抱くことができるもの。孤高のイメージのガラスの山が印象的。2015/11/19
円舞曲
17
北欧の昔話にぞうなのが、なぜなのかに興味が(笑)2013/05/08
ふうてんてん
7
ありそうなお婿探しものですが、登場するのが全部ぞうなのがかわいい。2017/12/02
mixa59
3
「いつわりのない愛こそが人の心に幸せをもたらす」読ませたい本2010/03/09