出版社内容情報
いだいな魔法使いコルネリウスは、オタカ王の城の客人となった。王は魔法使いに、玉座や丸屋根を黄金に変えるよう命じる。そして城のすべてを金に変えるまで、魔法使いを閉じこめようとしたが…。金色の輝きにゆらめく、美しく豪華な絵本。 小学校低学年~
内容説明
金は幸せをはこんでくる愛と誠実のしるし。いだいな魔法使いコルネリウスとオタカ王が真の友となるまでのものがたり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
23
【図書館】だんだん欲深になる王さまに、何か悪いことが起こるんじゃないかとハラハラしましたが、なかなか良いお話でホッとしました。この王さまに金閣寺を見せてあげたい(笑)。ウィルコン親子の絵本はとっても素敵です♪2015/05/30
魚京童!
15
これなんかやばいな。なぜ常に友人なのだろうか。王さまにとってすべてが友人なのではないか。これやばい。よくわからんけど、答えが出ないから。やばいな。2019/10/05
みずたま
11
偉大な魔法使いコルネリウスとオタカ王。黄金に目が眩み大切なものを見失ってしまう王さま。ラストでタイトルの意味するものが分かる。金色を効果的に使った挿絵がとても美しい。まだ知ったばかりだけどヨゼフ・ウィルコンの絵に惹かれている。こちらは親子の作品、文章が息子さん。親子で絵本を作るなんて素敵すぎる。2015/04/24
ymmtdisk
0
図書館でたまたま手に引っかかったことで読んでみた。▼最初はそんなことなかったのに、どんどん強欲になっていくオタカ王に寒気を憶える。▼ルシンダ姫の進言や、結婚の時にコルネリアスが戻ってくることで、よかったね、で終われる。▼なんか、ずっとMPの心配してた。 https://booklog.jp/users/ymmtdisk/archives/1/45660037792023/07/07
katariha
0
人と人とのつながりの大切さに気づかされる。絵に金色が効いている。動物が隠れていたり、見ているだけでもおもしろい。(波)2024/02/03