出版社内容情報
アナグマが、パーティをひらく。みんながそれぞれ何かをもっていく、もちよりパーティだ。でもモグラは何ももっていくものがない。するとアナグマは「じゃあ、きみじしんをもってきてよ」という。そしてパーティの日がきて…。『わすれられないおくりもの』のアナグマさん登場。 幼児~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
26
「わすれられないおくりもの」のアナグマさんの家に誘われたモグラ。なにか一つプレゼントを持ち寄ることがパーティー参加の条件。何も持っていけないモグラ君がアナグマさんに相談すると「君の体を持ってくればいい」と。手ぶらで行くと皆から冷たい目で見られ居心地が悪いモグラ。アナグマさんに「あなたの楽しさがプレゼント」と言われ得意のダンスやマジックを披露します。そして皆が楽しめることができるパーティーに。アナグマさんはやはり偉大です。2023/03/10
hoguru
14
もちよりパーティーに、忙しくて、何も思いつかなくて、「自分自身」を持っていったモグラ。パーティーに来た他のみんなの冷ややかな態度に背筋が凍った。アナグマさんの素敵な言葉に気持ちを切り替えるモグラ。私にはこんな風に切り替えることできないな。何も持っていかない選択肢もできないな(汗)2016/11/06
カラスノエンドウ
13
パーティーに行くなら、おしゃれして何か手土産を持って…でも、他にも大切な物があると思うのです。私はモグラくんのようにはできないけれど、皆と一緒に楽しむ気持ちは忘れずに持って行きたいな。アナグマさんの優しい声かけに、自己肯定感が湧いてくる温かい作品です♡2019/09/22
mntmt
12
何もなくても”自分”を持っている。2020/06/02
魚京童!
12
今は区別するからね。2016/12/19
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