内容説明
ゴリオは、どうぶつえんで、なにふじゆうなくくらしていました。でも、ほんとうはさびしかったのです。ともだちがいなくて…。そこで、せわがかりのひとがつれてきたのは、…ヒメちゃん。「たべちゃだめだよ」といって。とってもかしこいゴリラ、とってもかわいいコネコ、なかよしになれるかな。
著者等紹介
ブラウン,アンソニー[ブラウン,アンソニー][Browne,Anthony]
1946年、イギリスのシェフィールド生まれ。リーズ美術大学でグラフィックデザインを学び、医学関係の説明図を専門に描く。グリーティングカードの制作にたずさわったのち、絵本作家としてデビュー。『すきですゴリラ』(あかね書房)と『どうぶつえん』(平凡社)で2度のケイト・グリーナウェイ賞に輝き、2000年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けて活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
29
久々に借りたら、オタマさんが「あっ!ゴリオだ!!」しばらく抱え込んではなしませんでした。この作家のお猿や奇妙に歪んだ世界観が、うちら母娘の心をつかんではなしません。けれども、実話の絵本の方がやっぱり心を打つんですよ~。2019/04/24
mntmt
20
ゴリオは、手話を使って、人間と話すことができる。そんなゴリラは、いそうだけど、いないよね。ゴリオとヒメちゃんのツーショットがかわいい!原題:Little Beauty2015/10/12
たまきら
19
ほぼ1年間隔で読み返しているんですね、この絵本。ゴリラを愛する著者と気持ちがリンクするオタマさん。内容はすべて知っているはずなのに、何度読んでもヒメちゃんの「あたしよ!」で笑うんだよなあ。2016/04/06
7petit
15
ともだちというテーマでさがしていてこの絵本に出会えました。でも深いなぁ・・・子どもに読むだけじゃもったいない。ヒメちゃんのような、こういう機転が効く女性になりたいです。2014/02/02
izw
13
アンソニー・ブラウンまとめ読みの一冊。ゴリラ好きの作者らしく、ゴリラの様々な表情が楽しめるし、ねこのヒメちゃんがかわいい。シュールリアリスティックな絵、スケッチ、エッチングのような単色の線画など、各ページの描画手法も楽しめます。バラの芯に描かれたゴリオとヒメの表情もステキです。2015/11/15