内容説明
ニニのおうちはまちのなか。おきにいりのまどべで、ぬくぬくひなたぼっこをしながら、ネコのニニはとってもとってもしんぱいしています。だって、いえのひとたちみんな、でかけるみたいなんですもの。つれてってくれるのかしら?それとも、おいてきぼり?つれてってほしいけど、そこはおうちみたいにいごこちいいの。
著者等紹介
ローベル,アニタ[ローベル,アニタ][Lobel,Anita]
1934年ポーランド生まれ。ナチスの侵攻により、10歳のとき弟とともに強制収容所に送られる。1945年に救い出されたときは結核をわずらい、心身の回復に長い時を要した。1952年家族とともに渡米。後にアーノルド・ローベルと結婚。現在ニューヨーク在住。最も優れた児童文学作家の一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
66
「ニニ、まいごになる」の前の作品です。これが最初の作品のようです。図書館にはなかったので取り寄せました。やはりこの猫の顔や目つきが何とも言えない感じで私は好きです。また色合いも非常に良くてときおり眺めているだけでも気持ちがゆったりとした感じになっていい本です。2015/06/12
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
52
猫のニニはお家の人が出かける時はいつもお留守番。そんなある日ニニは鞄の中に入れられて・・。表紙のヨットのイラストに「ネコ丸」と書いてあるのが可愛かったです。最初はどこに連れて行かれるのか心配でしたが、最後は安心しました。★★★2012/07/26
Natsuki
51
飼い猫のニニは心配でソワソワ。だって、家の人たちみんなおでかけするみたい。つれてってくれるの?おいてけぼり?どこにいくの?絵画のような絵がとても素敵です♪そして、一見無表情(仏頂面?笑)な猫が更に素敵♪白目剥いててもいいんです(^w^)裏表紙がまたニクいですね。やっぱり友達だったんだ~意外な友達(*^o^)人(^-^*)2015/07/26
starbro
31
青山ブックセンターで思わず手に取り、立ち読みしました。外国人の作家だけあってカラフルで絵画的な絵がチャーミングです。猫の気持ちを理解して可愛く素敵な夢旅物語だニャァー!2015/05/21
たーちゃん
27
家族が出掛けるのを察した猫のニニ。ニニ用のバッグに入れられている時に夢を見ます。息子は「これ絶対夢見てるよねー」と笑っていました。2021/10/17