著者等紹介
アダムズ,ダイアン[アダムズ,ダイアン] [Adams,Diane]
アメリカ合衆国生まれ。カリフォルニア州立大学で英文学を学ぶ。現在、同大学で児童文学を教えている。カリフォルニア州在住
カイザー,ペイジ[カイザー,ペイジ] [Kaiser,Paige]
イラストレーターとして活躍中。バージニア州在住
やまねもとよ[ヤマネモトヨ]
山根基世。早稲田大学卒業後、NHKに入局。ニュース、ナレーション他、多数の番組を担当。2005年、女性として初のアナウンス室長。2007年、NHK退職後は、地域作りと組み合わせて、子どもの言葉を育てる活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
100
優しい気持ちになれる素晴らしい絵本。これはお勧め。お母さんも、お父さんも、お兄ちゃんも、お姉ちゃんも、おじいさんもおばあさんも、みんな生まれてきた君のことを大切にするからねという、温かい気持ちが伝わってくる。読みながら、じーんと感動した。この絵本に描かれているように、人間の手は、他の人とつながるためにあるのだ、と改めて気付く。子供向けの本だが、大人が読んでも深い気付きを得られだろう。訳者は元NHKアナウンサーの山根基世さん。山根さんの朗読で、この絵本を聞いてみたいと思った。2017/09/13
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38
初版2014年。なぜ、人には手があるんだろう。手には、いろいろなことができる役割があるけれど、それを悪いことには、決して使ってはいけない。日常で、手のことについて考えることは、あまりありませんが、この絵本を読んで、ふとそんなことを思いました。2014/11/24
anne@灯れ松明の火
23
新刊棚で。生まれた赤ちゃんへ家族からのメッセージ。それもすべて「手」にからめて……。それがいい♪ 少し前に「手」に関する絵本を何冊か読んだけれど、「手」って本当に素晴らしいよね。 赤ちゃんへ、新米パパママへ、プレゼントするのもいい♪ 2014/12/03
ほんわか・かめ
18
【怖いことはおいはらって、涙はふいてあげる】【なぐさめやはげましややすらぎがほしいときには戻っておいで あなたのたいせつなばしょへ】そういう存在でいてあげられるために、自身へも言い聞かせよう。2022/01/19
ケニオミ
13
どれだけの温かい手を経て子供は大きくなるのか考えさせる絵本でした。いずれ子供も手がかからなくなり、独立して行きます。それでも、その温もりは記憶に残り、辛い時の頑張りにつながるのではないでしょうか。2014/11/08