内容説明
はるがきて、草木も花もそだっていく。ヒヨコもコイヌも大きくなるよ。「ぼくも大きくなるのかな?」小さなぼうやがたずねると、「もちろんよ」と、おかあさん。―美しい季節のうつりかわりの中で、ぼうやの成長をえがきます。
著者等紹介
クラウス,ルース[クラウス,ルース] [Krauss,Ruth]
1901‐1993年。アメリカの作家。30冊以上の子どもの本を手がけ、高い評価を受けている
オクセンバリー,ヘレン[オクセンバリー,ヘレン] [Oxenbury,Helen]
1938年イギリスのサフォーク州生まれの絵本作家。『ふしぎの国のアリス』(評論社)でケイト・グリーナウェイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
24
読み友さんの感想を読んで。四季がとっても素敵に描かれていて眺めるだけでもうれしくなる絵本です。オタマさんの感想は「おとうさんがいない」うっ、ほんとうだ。いや、でもこの規模の農園を女で一人はないと思うんだけどなあ。2017/05/11
小夜風
23
【図書館】草木や花やヒヨコや仔犬は目に見えて大きくなっていくのに、ぼくは小さいまま。ほんとにぼくは大きくなれるのかな?季節は移り変わり…。そうだよね。子どもの成長を実感するのは衣替えの時だよね~(笑)。ぼくの嬉しい気持ちが絵本から溢れてきて、凄く楽しくなりました♪2014/11/20
魚京童!
17
素晴らしいね。こんな暮らしをしていたい。ニワトリと犬とそしてひつじがいれば文句なし。世界は悠然として、私は世界を愉しむことができる。そんな暮らしをしていたい。2019/05/09
うー(今年も遅くなります)
13
<絵本>ぼうやと、こいぬと、ひよこたち。「ぼくたち大きくなるのかな?」季節が移りゆき、いぬや(元)ひよこは随分おおきくなった。でもぼうやは、じぶんがおおきくなった実感がない。冬が近付き、厚手の服に袖をとおし窮屈さに気付く。おおきくなったことを実感。喜びあふれる姿がかわいい。裏表紙のブカブカの服をきたぼうや。きっと翌年にはぴったりサイズになってるんだろうね。
ぱお
13
シンプルで、とても納得できる本。大きくなってよかったね(^^♪2014/07/07