内容説明
ババールとセレストに、4ばんめの赤ちゃんが生まれました。女の子です。名前はイザベル。すぐに、だれもがみんな、この子を、だいすきになりました。イザベルは、エネルギーのかたまりみたいに、元気いっぱい。だれにも、なにもいわずに、ひとりであそびに行くようになりました。5さいのある日、家族で山の中をさんぽしているとき、かえる時間になって、イザベルがいないことに気づきました。セレストは、しんぱいでたまりません。「いったい、どこへ行っちゃったの」。
著者等紹介
ブリュノフ,ロラン・ド[ブリュノフ,ロランド][Brunhoff,Laurent de]
1925年、フランスのパリに生まれる。アカデミー・ド・グラン・ショーミエールで絵画をはじめ広く美術を学び、父のジャン・ド・ブリュノフが生み出した「ぞうのババール」の物語を描きつぐ。当初は、父の遺した白黒の絵に彩色して発表したが、1946年、7作目にあたる『ババールといたずらアルチュール』を自身の作品として出版。以後、今日に至るまで、数多くのババールの物語を描きつづけ、世界じゅうで愛されている
せなあいこ[セナアイコ]
東京生まれ。同志社大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
20
ババールが結婚して、子供がこんなにいたなんてしらなかったなあ!オタマさんとは全く違うタイプの女子ですが、ふらりはマジ勘弁してほしいです。2016/03/16
absinthe@読み聞かせメーター
10
5歳の娘に読み聞かせ。小さい子って、何も言わずにどこかへふっと行ってしまう事がある。うちの娘も水族館で一度やった。目を離したすきに右に曲がってイルカさんの水槽へ。親は大慌てで行ったり来たり。イルカさんの水槽の前で大泣きしていた娘を思い出した。 本書で娘は怖くて泣くことは無い。無くのはお父さんに迷惑を掛けたなと思い出したから。ちょっと理想的すぎる娘だ。怖い思いをしなくて良かったね。 2015/12/01
いっちゃん
9
ひとりでかくれんぼ、読んでる途中につっこんだわ!2014/07/22
遠い日
5
シリーズを途中から。ババールとセレストの4番目の子ども、イザベル。元気のいい女の子で、とにかく行動的。みんなの心配をよそに、どこでも行っては楽しんでしまうおてんば。もちろん、ババールは叱るけれども、イザベルのかわいさが勝って、明るいお話。2015/01/08
いっちゃん
4
探してた娘か、まさかバルコニーに到着するとは。2015/03/19