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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
コロンブスという有名な人間がどこから来て、どんな航海をしたか。どんな生涯を送ったか。細かく描きこまれた鳥瞰図と、コロンブスによって発見されたものが搾取され、滅ぼされていく様を細かく記した文章に胸が痛みました。彼も原子爆弾が利用されたときのアインシュタインみたいな気持ちになったんだろうか。一読の価値がある絵本です。2019/10/08
おはなし会 芽ぶっく
11
4年生ブックトーク授業 芽ぶっくのおすすめ本 最低2冊は読む宿題をだしたので、絵本中心に選書しました。(長いおはなしはちょっと…な子が多いので) 伝記 1492年新大陸発見の様子が描かれている。黄金の国ジパングを目指していた話をしてもピンとこないようで、ジパングって日本のことなんだよ、に驚いてました。ジパングのはずが新大陸、今のアメリカ大陸なのでした。(最初はバハマ諸島のサンゴ礁の島、次にキューバ)「すごいラッキーだね」と言われましたが、成果は出たからラッキーなんでしょうねぇ。2019/12/11
うりこ
3
ランサム・サーガ3『ヤマネコ号の冒険』に、コロンブスの話が出てきた。今まで、コロンブスに興味もなかったので、新大陸を発見した人、その程度しか知らない。子どものティティに恥ずかしい。なので、豆知識として、絵本でコロンブスを読んだ。当時の船、船員、航海の様子など、美しく詳しい絵と簡略な文を大いに楽しんだ!面白かった!気の毒な最期だったのね。黄金の国ジパングが発見されなくて、よかったなあとつくづく思う。他に、『イギリス湖水地方』ガイドブックも借りてきた。眺めつつ、次の物語を心待ちに。2021/04/04
グレイラビット
0
季刊子どもと本で、安野光雄作の「天動説の本」と比較されていたことから興味を持ち、図書館で借りる。高学年か中学生。やや難しい印象。コロンブスを英雄として描かず、航海の大変さ、偶然の幸運、原住民について、とにかくニュートラルな立場で描いているのが印象的。「記録の本」であると思う。絵も細かいながら動きがあり魅力的なので、大人が読んでやれば3年生くらいなら聞けるか。偏見を持たぬ子供時代に出会い、大きくなって思い出して欲しい本だ。2023/04/24
ひ※ろ
0
★★★★☆2021/07/21