内容説明
45のヒントが明日の保育に役立つように。
目次
第1章 子どもが落ち着くようになる(絵本や紙芝居を読む前に騒がしくなったときは、「静かにしないと読んであげない」ではなく、「静かになったら読みます」と言うと、静かになる;紙芝居を読むときは、子どもたちが集まってから先生が50センチ後ろに下がるようにすると、全員よく見えるようになり、混乱がかなり減る;子どもが騒がしいとき、先生が口パクでしゃべると、子どもは不思議がってだんだんと静かになっていく ほか)
第2章 子どもが、言うことをよくきくようになる(子どもは疑問形で叱られると言うことをきかなくなり、するべきことをストレートに伝えるとよく言うことをきく;「子どもを叱りすぎかな」と思ったときは、子どもたちに「先生はみんながだーい好きだから叱るんだよ」と心から言っておくと両者の心がつながる;「誰が一番早くできるかな?」と言ったなら、1番になった子どもの名前を本当に発表してやると、みんなが意欲的になっていく ほか)
第3章 望ましい生活習慣が身につくようになる(子どもが望ましい行動をとったとき、それをそのまま言葉にするだけで、子どもはほめられたと感じ、その行動を繰り返そうとする;ごあいさつ、しっかり言えなくても、言えた部分を認める言葉をかけていくと、いろんなあいさつがちゃんと言えるようになる;名前を呼んで、子どもが返事をするたびにほめていると、子どもは返事をする癖がつく ほか)
著者等紹介
原坂一郎[ハラサカイチロウ]
元保育士、保育・子育てアドバイザー。1956年神戸に生まれる。関西大学社会学部を卒業後、独学で保育士資格(当時は保母資格)を取得。当時珍しい男性保育士となり、2004年までの23年間、神戸市立保育所に勤務。笑いのある楽しい保育をモットーにしながら特技のピアノ・運動・絵を生かしたそのユニークな保育で、マスコミからは「スーパー保育士」と呼ばれていた。現在、KANSAIこども研究所所長、子育て支援NPO法人「ぽかぽかはうす」理事長、日本笑い学会理事、ひょうご男性保育者連絡会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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