内容説明
園で絵画に取り組むとき、保育者のみなさんは「子どもたちに絵を教えなければ」と考えがちですが、逆に「子どもたちに教えてもらおう」と考えてみると、絵画あそびの活動がもっと楽しいものになります。保育者自身が楽しく取り組めば子どもたちも楽しくなり、のびのびと絵をかくことができます。絵画あそびによって自分を表現でき、心を解放する場にもなっていくでしょう。“子どもの絵には失敗は絶対にない”と言われています。子どもの発想を褒めながら、良い意味で刺激しつつ認めて、肩の力を抜いていっしょに楽しみましょう。本書では保育の中での絵画あそびを、ことばがけを中心に解説しています。
目次
ゴシゴシあそび
○がいっぱいあそび
白塗りでフワフワあそび
○○あそび
何に見えるかな?あそび
どこからかいたらいいの?あそび
絵の具のいろいろあそび
赤い紙に赤い絵あそび
黄色い紙に夜の絵あそび
ゆっくり競争〔ほか〕
著者等紹介
平井洋子[ヒライヨウコ]
元夙川学院短期大学非常勤講師、新美術協会会員、大阪幼年美術副会長、教育美術作家協会副会長、世界児童画展審査員、長年にわたり幼稚園、保育園(所)での絵画制作専任講師として活動中
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