内容説明
ゲノム科学の手法を取り入れ、発生現象の裏にひそむ遺伝子ネットワークの解明を目指す現代発生学の最新の研究成果を詳解する。
目次
序章 現代の発生学
1章 細胞質分裂:細胞分裂における収縮環の形成
2章 形態形成と形づくり
3章 小型魚類をモデルとした発生遺伝学の展開―初期体軸形成と分節性の確立を中心に
4章 胚葉分化と器官形成
5章 四肢のパターン形成
6章 両生類の変態
著者等紹介
浅島誠[アサシママコト]
理学博士。1967年東京教育大学理学部卒業。1972年東京大学理学系大学院博士課程修了。1972年ドイツ・ベルリン自由大学分子生物学研究所研究員。1974年横浜市立大学文理学部助教授。1985年同大学文理学部教授。1993年東京大学教養学部教授。1996年同大学大学院総合文化研究科教授。2001年日本学士院賞・恩賜賞受賞。紫綬褒章受章。2007年東京大学理事・副学長
武田洋幸[タケダヒロユキ]
理学博士。1982年東京大学理学部生物学科卒業。1984年同大学大学院修士課程修了。1985年同大学理学部助手。1990年理化学研究所筑波ライフサイエンスセンター研究員。1993年名古屋大学理学部助教授。1999年国立遺伝学研究所教授。2001年東京大学大学院理学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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