生体情報とエントロピー―生体情報伝達機構の論理の解明をめざして

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生体情報とエントロピー―生体情報伝達機構の論理の解明をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 169p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563077594
  • NDC分類 491.3
  • Cコード C3045

内容説明

本書は生体系における情報伝達機構をエントロピーの法則に基づいて概説した斬新な解説書である。生体系での物質・エネルギー・エントロピーの一方向性移動、および生体系の絶対不可逆的な状態変化を重視して、「情報入手に伴うエントロピー発生」や「時計仕掛け機構」などに対する理論的研究を紹介する。特に生体内の計時機構については具体的に解説し、最後に新しい「生体情報力学」とも言える学問体系の建設を目指す著者らの見解を述べている。生命物理・化学に対し今後の研究の指針を与えるものであり、基礎生物科学に関心を抱く学生・研究者にとって大いに参考となるであろう。

目次

1 序章―生命とは何か
2 情報とは何か―情報とエントロピーとの関係
3 情報量の性質
4 情報入手に伴うエントロピー発生の理論
5 「時計仕掛け」仮説の熱力学的検討
6 「時計仕掛け」仮説から見た生体内の計時機構
7 終章―生体情報力学の建設を目指して
付録A 熱力学とエントロピー
付録B 統計熱力学の論理

著者等紹介

伊藤悦朗[イトウエツロウ]
1962年東京に生まれる。早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻修了。理学博士。早稲田大学人間総合研究センター助手を経て、現在、北海道大学大学院理学研究科助教授。主要著書に『行動生物学』(図解生物科学講座4、共著、朝倉書店)がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わに

0
「絶対的不可逆性」をもつエントロピーが、概日リズムとこんな風に繋がっていると考えたことがなかった。めっちゃ面白かった。。熱力学のたったひとつの概念が、異なる学問領域をこんな角度で照らすのか。2021/08/21

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