内容説明
本書は、この新しい時代に対応した現代制御の教科書である。特に、対象とするシステムの制御性能を基軸に据え、システムの内部構造が性能にいかに影響を及ぼすか、性能を達成する条件は何か、を説明することに重点を置いている。説明に関しては、読者が取り付きやすいように簡単な例から新しい概念を導入するように努め、わかりやすい例題をたくさん設け、すべての結果に対し詳しい説明を与えている。学部生、大学院生の教科書および技術者の参考書に好適である。
目次
記号集
1 線形システムの表現
2 線形システムの構造解析
3 線形システムの安定性
4 システムの性能
5 線形システムの安定化
6 安定化制御器のパラメータ化
7 フィードバック制御の限界
8 非線形システムの安定論
9 フィードバック線形化
A 線形代数のまとめ
著者等紹介
劉康志[リュウコウシ]
1963年中国貴州省で生まれる。1991年千葉大学大学院博士課程修了、学術博士。1996年千葉大学助教授
申鉄龍[シンテツリュウ]
1957年中国黒龍江省に生まれる。1992年上智大学大学院博士課程修了、工学博士。2006年上智大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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