内容説明
機械設計を分析的立場と総合的立場から眺めることで、2巻に分けて刊行した教科書の改訂版である。2巻では、「システムズ・アプローチ」の精神を守り、時代に合わなくなった考え方や方法論を、新しいものに改めている。特に設計に関連する新しい手法を、単に工学に限定せず、応用数学や経済・経営学、人間工学等の広い分野に求め、かつそれらが実際上の問題に有効に利用されているものを選んで紹介している。
目次
1 システムとしての設計―本書の構成と関連して
2 設計の初期研究
3 概念設計
4 詳細設計1 形態設計とその最適化
5 詳細設計2 設計情報と生産工程設計
6 設計評価
著者等紹介
尾田十八[オダジュウハチ]
1965年金沢大学工学部機械工学科卒。1972年工学博士(東京大学)。1978~1979年カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員。現職、金沢大学教授工学部長、日本機械学会副会長
米澤政昭[ヨネザワマサアキ]
1965年大阪府立大学工学部航空工学科卒。1970年大阪府立大学大学院工学研究科博士課程単位取得修了。1979年工学博士(大阪府立大学)。現職、近畿大学理工学部機械工学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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