内容説明
産業・組織における人間行動の実践的な研究を通して、組織の人間関係、働くモチベーション、職場環境とメンタルヘルス、人事管理と能力開発、適正などについて、心理学的観点からわかりやすく解説した書。キャリアカウンセリングやマーケティングの心理、企業福祉など、時代に即した内容についても紹介し、さらには、厳しい労働環境に社会が移行し変容してきた現実を正しく認識した上で、能力開発や自己啓発努力を積極的に行う必要性についても言及している。
目次
産業心理学のはじまりと発展―産業心理学の歩みをひもとく
産業社会の変化と人間行動―今日の環境変化と働くということ
組織の人間関係とコミュニケーション―コミュニケーションの意味と役割
組織におけるリーダーシップ―効果的リーダーシップとは何か
仕事への動機づけとワークモチベーション―いかに動機づけ達成感を促すか
職場環境と働く人のストレスとメンタルヘルス―心の健康の大切さとその促進
人事管理と能力開発、教育と研修―能力を開発しいかに人を育てるか
適性と適正配置―適材適所を実現するためには
キャリア開発とキャリアカウンセリング―自律的キャリア開発とその支援
消費者行動と広告・マーケティングの心理―情報化時代のマーケティングと広告
社会労働環境の変化と企業福祉―企業福祉の充実と働く人々の支援
著者等紹介
宮城まり子[ミヤギマリコ]
早稲田大学大学院心理学専攻修士課程修了。現在、法政大学キャリアデザイン学部教授、臨床心理士。日本産業カウンセリング学会副会長。日本キャリアデザイン学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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