学習心理学における古典的条件づけの理論―パヴロフから連合学習研究の最先端まで

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  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563056711
  • NDC分類 141.33
  • Cコード C3011

内容説明

I.P.Pavlovの伝統が今に生きる古典的条件づけ理論の基礎から最新研究までを紹介した本格的解説書。19世紀末にPavlovの研究室で始まった発見から、Rescorla‐Wagnerモデル、Mackintoshモデル、Pearce‐Hallモデル、SOP理論、コンパレータ仮説、時間的符合化仮説などの最新研究まで、ヒトを含む動物の行動を指標にした数多くの理論と実験例を豊富に盛り込み丁寧に紹介する。

目次

Pavlovの条件反射学説
古典的条件づけ研究の方法
随伴性理論
Rescorla‐Wagnerモデル
Rescorla‐Wagnerモデル 入門編
Wagnerのプライミング理論
SOP理論とAESOP理論
補償反応の条件づけ
MackintoshモデルとPearce‐Hallモデル
Pearceの刺激形態化・般化モデル
Millerのコンパレータ仮説
時間的符号化仮説
ヒトの随伴性判断

著者等紹介

今田寛[イマダヒロシ]
関西学院大学文学部名誉教授。1957年、関西学院大学文学部心理学科卒業。関西学院大学大学院博士課程、アイオワ大学大学院博士課程修了。関西学院大学文学部助手、専任講師、助教授を経て、教授(学長、1997~2002年)。2003年に退職。Ph.D.(Psychology)、文学博士

中島定彦[ナカジマサダヒコ]
関西学院大学文学部助教授。1988年、上智大学文学部心理学科卒業。慶応義塾大学大学院博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PD(関西学院大学)、同海外特別研究員(ペンシルベニア大学客員研究員)を経て、関西学院大学文学部専任講師に就任。2001年より現職。博士(心理学)
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感想・レビュー

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たかね@心理学

1
簡単な基礎の現象記述から、初めて聞く理論の説明まで。理論の概要、適用範囲、できないこと、後に発展した理論が古典的条件づけに絞られて解説してある。理論の数式に当てはめて計算すると面白い。しかしページ数が少なく、用語の定義や理論の指し示す対象が明瞭でないため少し難しい。2015/06/13

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