内容説明
化学熱力学を体系的に詳述し、初めて熱力学を学ぶ方でも慣れることで身につけることができる入門書。とくに難解とされるエントロピーと化学ポテンシャルには十分にページを割き、納得のいく説明がなされ、また、純物質と混合物をはっきりと分けてその取り扱いを解説している。
目次
1 序章―熱力学と基礎となる用語
2 熱力学の第一法則―エネルギー保存則
3 熱力学の第二法則―全エントロピー増大則
4 ギブスエネルギー―第二法則よりギブスエネルギーによる基準へ
5 純物質の相平衡
6 混合物の熱力学の基礎―化学ポテンシャルの導入
7 混合物とその性質―化学ポテンシャルの表現式
8 不揮発性の溶質を含む理想希薄溶液をめぐる相関の平衡―溶質モル濃度で表される現象
9 化学平衡
10 混合物の相平衡
著者等紹介
小島和夫[コジマカズオ]
1927年神奈川県半原に生れる。日本大学名誉教授。工学博士
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