内容説明
集団遺伝学は、遺伝学をはじめ分子生物学、生態学、進化生物学、育種学等、他の生物科学の領域と幅広く、密接に関連し、その理論が活用されている学問分野である。本書はその基礎概念とその応用の仕方を簡潔に、しかもわかりやすく解説したユニークな参考書である。
目次
1. 遺伝的変異(表現型の変異と遺伝的変異;遺伝的変異の組織化;任意交配;同類交配;近親交配)
2. 進化の要因(遺伝的浮動;突然変異;移住;自然選択;遺伝的多型の維持)
3. 量的形質の遺伝学(量的形質―正規分布;人為選択;遺伝的変化の定量化;選択強度;自然集団への応用;遺伝率の意味;育種における遺伝率の利用;近縁者間の類似性;長期にわたる人為選択;閾値をもつ形質)
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