内容説明
本書は、理工系学部学生向けの電子回路の教科書である。また電子回路やその周辺を勉強しなおす人のための自習書・参考書としても役立つことをねらいとしている。網羅的ではなく、基礎的な部分をていねいに解説。できるだけ原理にもどって考え、意味を考えさせない計算処方は与えない。回路方式を天下りに与えるのではなく、その発想や必然性を探る。別の切り口からの説明を試み、複数の視点からの深化をめざす…電子回路の考え方、解析方法など理論的側面を理解するのに好適である。
目次
電気回路基礎
モデル化された能動素子
半導体
トランジスタ
トランジスタ増幅回路
電力増幅
直流増幅
負帰還の安定性
発振回路〔ほか〕