適応信号処理アルゴリズム

適応信号処理アルゴリズム

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563035488
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C3055

内容説明

本書は、適応信号処理に関する大学院レベルのテキストとして、いくつかの代表的な適応信号処理アルゴリズムについて、導出、対象とする問題、収束特性の解析、問題点などを系統的に解説したものである。

目次

LMSアルゴリズム
適応格子型アルゴリズム
逐次最小二乗アルゴリズム
最小二乗格子型アルゴリズム
高速トランスバーサルフィルタ
多変数入力の場合の適応アルゴリズム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroyuki

1
コロナで家に閉じ込めなので、この機会にと格子型アルゴリズムに関して今一度腰を据えてじっくり学習。前向き予測と後ろ向き予測のフィルタ次数に関する再帰性導出から、この特徴をうまく使ったGAL、JPアルゴリズムまでの導出はエレガント。今回でGALが入力信号の白色化になっているおかげで、残差に関して次数再帰性が生まれるロジックを理解した。しかし、最小二乗法の次数再帰性を利用したLSL、FTFアルゴリズムは途中で投げ出したような書き方で、この本だけでは理解できず。2020/05/04

Hiroyuki

0
適応フィルタに関してマニアックな部分まで掘り下げて書かれている。格子フィルタの説明が非常に丁寧で、格子型LMS、RLSの理解が非常に進んだ。日本語の本でここまで詳しく書かれているのはこの本だけではないだろうか。付録に回せば良さそうな数式の導出が随所にあり、少し取っ付きにくい部分もあるが、適応アルゴリズムの数学的なトリックの解説はとても丁寧で、総合的には誰でも理解できる内容と感じた。出版社に確認したところ廃盤ということで、とても残念。ぜひシストリックアレーによる実装の章を補強した改訂版を検討して欲しい。2020/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2171876
  • ご注意事項

最近チェックした商品