内容説明
本書は、情報工学の入門的解説書である。前半で、情報理論を中心に、情報源、通信路モデル、符号化の手法などを解説し、さらに関連分野の信号処理、パターン認識についても言及する。後半では、最近、広く研究の行われてきている人工知能、知識処理、神経回路網計算の基礎理論である命題論理・述語論理を取り上げ詳しく解説し、また、ニューラルネットワーク情報処理の基本原理についてもふれている。
目次
1 序論
2 情報量
3 情報源
4 情報源符号化
5 離散的通信路
6 通信路符号化法
7 標本化定理
8 アナログ通信路
9 統計的パターン認識
10 命題論理
11 述語論理
12 ニューラルネットワーク計算