目次
8 グランドカノニカル分布
9 熱力学的構造、確率モデルの等価性
10 量子理想気体の統計力学
11 相転移と臨界現象入門
付録B 凸関数とルジャンドル変換
付録C いくつかの厳密な結果の証明
著者等紹介
田崎晴明[タザキハルアキ]
1986年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。Princeton大学講師、学習院大学助教授等を経て、1999年学習院大学理学部教授。1997年第1回久保亮五記念賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のぞむーん
2
ラノベ統計力学の下巻。下巻の方が扱っているトピックが面白かった(当たり前か田崎さんの哲学が非常に良く伝わってくるいい本だと思った。付録は重いので後で気になったら読みたい。2014/02/13
masmt
2
もうすぐテストです。中間は1点ミスって満点取れなかったので期末こそは満点とるぞー2009/07/11
焼き鮭三郎
1
げ!2021/07/03
kou
1
統計力学Ⅰを読んだ読者ならば、Ⅱについてもそんなに難しく感じないと思う。 ただ、カノニカル分布の等価性はかなりマニアックな話題であり(実際著者もそう述べていて)、ここは読み飛ばしてしまった。 著者自身の研究分野というのもあるだろうが、相転移と臨界現象についての章が特に興味深く、本書の特徴である脚注にも熱が入っている。本書と合わせて、より数理物理的な内容の「相転移と臨界現象の数理」を読むと理解が深まるだろう。 図書館本なので3週間ほどで返却してしまうのが惜しく、またいつかじっくり読みたい本。2021/10/15
ten
1
物理的意味が勘違いをする部分を含めて詳しく書いてあって分かりやすい。著者の考えが文章からよく伝わってくるので読んでいて面白かった。例題がそれほど多くないのでほかの演習書で補えばよさそう2014/09/19
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